文楽の好きな友人から文楽と日本映画がお好きな方のブログを教えて頂き、拝見していたらこの映画をほめてらっしゃって。。ふや町で借りてきた。
古典歌舞伎の名作「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえひさめ)」の話をもとに依田義賢脚本、内田吐夢監督で作られたもの。
脚本がしっかりしていて片岡千恵蔵演じる佐野の次郎左衛門の心情に寄り添え、「百人斬り」の部分でも、共感を覚えその様式美に酔える。
相手役の八ツ橋役水谷良重がまたうまい。いかにも、もともと岡場所の女郎で庶民的、だけど上に登っていくバイタリティーがあって・・という感じがよく出ている。
お座敷での幇間の描き方などもとても細やかでリアリティーを感じた。
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 1995/10/21
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