月刊WIND 11月号から

新潟のシネ・ウィンドという市民映画館の会報誌を縁あって購読している。
11月号からメモ。

恩田雅和さんという天満天神繁盛亭の支配人さんが「オダサクと春団治」の記事。
オダサクさんは初代春団治のファンだったらしく、オダサク原作で川島雄三監督の「わが町」(昭和31年、日活)で殿山泰司が演じた桂〆団治という人物、実在はしないけれど、オダサクの原作では初代春団治の直弟子ということになっているらしい。

「ちょっと前の邦画」というタイトルのえのきどいちろうさんのコラムもおもしろかった。「三丁目の夕日」的な疑似過去もでなく、昔撮った映画にその時代の空気が残っているという話題。2001年の「真夜中まで」をとりあげておられるが、疑似過去ものでは削る柴田理恵ピンクハウスの服というポイント、ふむふむとうなづく。

少し関心を持った映画。テレンス・マリック監督「トゥー・ザ・ワンダー」。シリアスそうだけど。

またシネ・ウィンドは万代シティ第二駐車場ビルというところにあることから、新潟の万代シティが40周年ということで、40年前の1973年の回顧記事が。
金大中事件オイルショックのトイレットペーパー買占め、四畳半襖の裏張り裁判、日本沈没、「学生街の喫茶店」「喝采」「赤い風船」「危険なふたり」「神田川」「金曜10時うわさのチャンネル」・・・うわさのチャンネル、遅い時間だけに小学生のわたしはそうそうみられるものじゃなかったが、クラスで評判だったな。デストロイヤーとせんだみつお、和田アキコの。いろいろ調べてると頭の中で70年代のくらいのバラエティがごちゃごちゃになって頭にはいってしまっていることがわかる。(カックラキン大放送、電線音頭、「たまごの親じゃ、ピーヨコちゃんじゃ。ぴっぴっピーヨコちゃんじゃ、アヒルじゃがぁがぁ。」←てんやわんやさんだったか!)