TVでみた「三人の名付け親」*1のタイトルが出てこなくて検索したら、この映画への淀川さんの文章*2が出てきて、これもご縁と借りてみた。「三人の名付け親」もだったけれどやっぱりキリスト降誕の時の三人の博士がもとになって三人なんだ・・・(「三人の名付け親」とは三人というところだけが一緒でストーリーは違う。赤ちゃんがらみで重なるエピソードはある。でもこの話では赤ちゃんはちょろっと出て来るだけで、三人がかかわりを持つのはその両親。「三人〜」と同じ原作のものは、こちらによると「恵みの光」「砂漠の生霊」という2本の映画らしい。)
「三悪人」は、ビデオジャケットによると1877年にダコタで行われたランド・ラッシュ(土地早とり競争)をクライマックスに描いている。西部開拓の話、大人になって観るといろいろな事情があってともかくも新天地で起死回生しようとした人々の必死の話なんだ、とやっと実感できる。(伊達や酔狂ではなく)三悪人は映画の主人公になるくらいだから、飄々とした愛すべき連中。
*1:http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20130618/1371552472
*2:2022年現在残念ながらリンク切れ