息子がこの春から松本で暮らすことになって今月頭準備手伝いに行ったら松本がロケ地の映画としてこの作品や「岳」などが大々的に刷り物になっていて、興味を持ち読んでみる。松本に土地勘があるものには楽しめる部分も多いのだけど、解説にもあるように主人公も書き手もまだまだ若い。ひねくれた自分にはどこかちょっと物足りない感も。奥さんが生身の人間ぽくないところ?漱石文学にあこがれているからその辺マドンナっぽいのかな?
電車の中で読んでいてその時間は気持ちよく過ごせ、ぐっときたり落涙したりもしてるんだから四の五のいわなくていいか・・
- 作者: 夏川草介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/06/07
- メディア: 文庫
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