この本でもまた本の外でも「国策捜査」という言葉がよく出てくるけれど、その結論は材料が少なすぎる私には出せない。どの組織も一枚岩ではないし、心ある人もいるはず。でもここに書かれていることも真実だろう。志を持って生きることについて考えさせられるし、よくも知らないのにとんだ権力者なんて勝手に思っていた自民党出身の総理たちの仕事ぶりも初めて知ったりした。ワイドショー的な情報源しか持たないことの情けなさを感じる。
本家ラスプーチンのことを調べていたらアラン・リックマンがラスプーチンを演じた作品があったらしい。こちら参照。紹介文に
「神が私を選んだのだ」と運命を受け入れようと努力する
という言葉が書いてあるけれど、先日読んだ佐藤優氏と中村うさぎ氏の「聖書を語る」に書かれていたカルヴァン派の信者の佐藤氏の思いと重なるものがある気がした。
- 作者: 佐藤優,伊藤潤二,長崎尚志
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