藤純子はこの映画ではいわゆるかわいい女。健さんを一途に愛する芸者さん。彼女の話題になったとき、私はどうしてもすっとしすぎて入り込めないというと、男の幻想が作り上げた姿、っていう部分があるからではないか?といわれたのだけど、確かに。。この映画でもそう。まぁ様式美の映画だからな〜。。
主役二人が立派なのは当たり前として、今気になっている故長門裕之さんがユーモラスな部分を担当していてとってもいい。もうこの人が出てくるだけで場面が生き生きする。すばらしい。津川雅彦氏も出ていて、今漂わせている風格からは想像もつかない、バタくさい顔が滑稽に映るような役どころ。兄弟、顔が似ているなと思う瞬間もあるけれど私はやっぱり兄さんびいきだなぁ・・
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 1999/01/21
- メディア: VHS
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