ラ・ファミリア

河の流れを眺めて楽しむような、この時間を費やさないと描ききれないイタリアのある家族の物語で、とても充足感があった。感動のおしつけがない、逆にそのことで、自分の中から気持ちが盛り上がる・・E・スコラ監督の撮り方いいな。忘れられない映画になりそう。重厚な文化の集積を感じさせるイタリアって国に関心が高まる。主人公の恋愛模様に先日みた「あんなに愛しあったのに」との共通点みたいなものを感じた。勝手にいい話にかえてないところは大変よろしい。

ラ・ファミリア(1987) - goo 映画