友人がすごくすすめていた*1のだけど、ちょうどみる気分になかなかならなくてビデオがあるものだから逆に後回しになっていた作品。まともな映画がすごくみたくなった日にみたら、最初のおしゃれな絵画のタイトルバックをみただけでひきこまれる。モノクロ映画かと思っていたのだけどとってもきれいな色どりの絵で。そして映画も色づかいがとっても重要な役割をはたしている。
クラシックな恋愛ものと勝手に思っていたけれど、キャサリン・へップバーンの気持ちの揺れはとってもかわいい乙女心。これ、現代を舞台にしてもそこに流れるものそのままで表現できそう。ベネチアの歴史あるすばらしい風景がこの映画の大事な要素でもあるから、それがないとしょぼくなってしまうだろうけれど。そして、あのさわやかさを出すのが難しいかもしれないけれど。(女優さん次第かな・・)
ぐだぐだ説明しないで、風景で主人公の心を説明しているところがすごくうまい。音楽もほんとすてきで、こういうちゃんとした映画をもっときっちりみていきたくなる。
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2006/10/27
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