たしかテレビ「週刊ブックレビュー」で話題がでていて興味をもったのでよんでみた。井上光晴にこどもさんがいてその方が荒野さんというというのも新鮮だったしタイトルもいい感じだったので。フィットネスクラブを中心にすえて、そこに来ているいろいろな人のドラマを交差させている本。興味をひかれる書き方だし次々続きを読みたくなるし、おもしろいし、さらっとしていて、なんかでてくるひとにいまひとつ愛情がもてないのはにやっとしながら読んだりしてそれはそれで楽しめるのだけど、あと一歩踏み込んでほしいようなところもあった。でも読んでいる間ずっと楽しめる本だった。
- 作者: 井上荒野
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/01/26
- メディア: 単行本
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