午前中に放映していたのだけど、ビデオにとって、夜みたらあまりのグロテスクさ、ものすごい叫び声や表現に、いい年のわたしも、「これは朝みた方がいいかも。。」という気持ちに。朝一番にみるのもどうかと思うのだけど。。なんというか、昔の怪奇マンガのテイストというか、CGとかのきれいすぎる場面じゃない、しかしだからこそ、おそろしいほどの気合いのはいった手作り風のセットなどがまたこわいし、日本特有の湿り気がまた重苦しくて。。
監督は中川信夫という方で、和製ホラーではとても定評のある方だけど、あまりの迫力にいろいろネットで調べてみたら、その昔の、こどもは禁じられていたテレビドラマ「プレイガール」の監督をされていたこともあるようで。。はじまりはいきなり「プレイガール」風。お色気っぽい声に度肝ぬかれる。
ストーリーは、地獄をみせるためにつじつまあわせをした感じなので、お昼のフジ系のジェットコースタードラマ的で、割合気楽にみていられます。(繰り広げられていることがものすごく深刻というところもそっくり。)
いつもちょっと気になる映画があるとがんがんエアチェックして、まぁまぁだったら即刻上書きしている私だけど、あまりのカルトぶりに、上書きをためらっている。ずっと手もとにおいてしまうかも。。すごいお気に入りのように。。
*この後、アラカンさんの本を読んだらこの映画、新東宝という会社のものでいろいろ金銭的な苦労をしながら撮られたことがわかり、ちょっと見る目がかわる。。
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