私家版

私家版 [DVD]

私家版 [DVD]

掲示板でmikaさんが

前にここで話題になった*1
テレンス・スタンプの「私家版」観ました。
見応え十分、面白かったです!

この作品でもテレンス・スタンプは復讐の男を演じて、
渋い、ストイック、かっこいい!
秘書とのウィットに富んだ会話から、
優しさやかわいらしさもかいま見られ、
ますます好きになりました。

彼の復讐の方法が、独特ですごいんです。
まさに彼にしかできない方法!
テレンス・スタンプ好きのあなた、
イギリス好きなあなた(仏映画ですが)、
そして本(特に古本)好きのあなたは必見の映画ですよ〜〜(^-^)

sumikoさんのコメント

へー、テレンス・スタンプ、ストイックでしたか!
興味をそそられるなぁ、かなり!
テレンス・スタンプって、なんか気品がない?あの「プリシラ」でも
そう思ったけど、彼独自の品があって好きですねー。

mikaさんのコメント

テレンス・スタンプって品がある!
そしてストイックな表情が似合う!
表情の裏に情熱を秘めた、かなりのタフガイでもあると思います!
彼自身にも興味が沸いてきました。

そして、windshipさんのコメント

今日、我らが(いつから?)テレンス・スタンプ
「私家版」手に入れました。
副題が、<復讐のページ> ふーむ。。。。

mikaさんのコメント

windさん、「私家版」手に入れられましたか〜。
きっとテレンス・スタンプの渋い魅力に、
またまたヤられてしまうと思うわ〜〜。うふふふふふ!
それにしても、コレに限らず、
余分なサブタイトルつけんでくれー!と思いませんか?
まあ確かに「私家版」ではちょっとわかりにくい感じもするけど、
副題って往々にしてダサいと思います。。。

windshipさんのコメント

mikaさん、たしかにやられました。。。

てれるけど、ほんとに、すっごおく、素敵でした、テレンス・スタンプ。(デレデレ)
映画自体は、そんなに、でれでれしていられる話じゃないのですが
イギリスから来た男」の
かなり危ない父を、演じたTシャツスタイルから一転して
スーツ姿が、ほれぼれするほど似合っているし
。。。卿という、名称にふさわしい、くつろいだ装いも
あまりにもスタイリッシュだものですから。。。

もちろん、ストーリーも、地味ながら、かなり、高得点のミステリーだと思います。
「私家版」がタイトルですから、本が、キー。
えーっと、ネタばれにつながるかもしれませんが、
テレンス・スタンプは、編集者であるとともに
古書の贋作作りにかけては、凄腕。
贋作を作るシーンも出てくるのですが、
それも、とても、おしゃれ。(ちょっと、違うのですが、この表現しか思いつかなくて。。)

友人と会うときは、いつも、クラブ。
チェス、競馬は、ちらりとでてくるし、
そして、フランスも一方の舞台になり、
水と油のようなフランスとイギリスを行ったり来たりして
(彼は、フランス人とイギリス人のハーフの設定?)
それに、チュニジア行が、加わって。。。
どの舞台も、いかにも、そうかなという雰囲気が
とても好ましく描かれています。

会話も、ウィットに富んでる、というのかなああいうのを。面白いところがいっぱいありますよ。
それに、あのテレンス・スタンプが、ベテラン秘書のファッションを褒めたりするのです。
何だかおかしくって。。。
まったく違う役柄ながら、どうも、
イギリスから来た男」の彼が私の頭の中で、随所に顔を出します。
あっ、でもそれは、決して、演じきれていないという事じゃないのです。
まったく逆なのですが、知らず知らずに、勝手に、比べているのです。
私、「私家版」かなり、好きな映画です。。。

Youさんのコメント

mikaさん&windさんのテレンス・スタンプ「私家版」本日拝見。
プリシラ」でしか知らなかったので、
 #「プリシラ」もコチラで教えていただきました(^.^)
うわおう〜!という感じでした(語彙貧困すぎ)
いやいや、スーツ姿はいわずもがな、会話の一つ一つがお洒落。
上司ともああいったウイットに富む会話をしてみたいものです(贅沢)
深刻に真面目か下品か、どっちかだものなー(笑)

贋作ネタも本当にありそうで無さそうで、ほほう、と思いました。

mikaさんのコメント(2002/5/11)

テレンス・スタンプ人気、ジワジワと盛り上がっていますね!うふふふ!
本当にかっこいい俳優さんだと思います。
「私家版」では彼が出ずっぱりで、
アップのシーンも多かったのですが、全然ダレさせない!
いい俳優さんは、アップがいい!
特に表情を作っていないにしても、アップで魅せられる俳優さんは、
きっと素のその人の内面も優れているのだろうと思うし、
天賦の才能を授かった人なのだろうなぁと思います。
デ・ニーロなんか見てると、いつもそう思います。
アメリカン・ヒストリーX」のエドワード・ノートンでもそう思いました。
ダメな俳優さんは、アップが長い
とヘンに表情を小細工したりしてダレてしまうんです。。

私のコメント

「私家版」みました!
テレンス・スタンプにピッタリでしたね!
こうと心に決めたら着々と。。
彼っていい意味で思い詰めている姿がさまになるというか。。
そんな感じがします。
チェスの話するシーンがあるけれど まさに
あの映画自体がチェスって感じですね!駒の使い方を
考えて。。という。。
抑えめな感じで、苦みもあるいい作品ですね!
ラスト近くのあの若い女の人の行動が 
彼の中の何かもあらわしている感じがします。

あの小説家(ニコラ・ファブリ)
って絵に描いたような悪い意味での
フランスの伊達男っていうかそんなものも感じたんだけど。。
そういう認識でいいのかな?

あとあのニコラの元彼女と テレンスが車で
しゃべるときの いかにも 文章を生業としているひと同士って
感じの飾ったしゃべり方もおもしろかったね!

それと、あの法廷で、テレンスの
となりに座って新聞をみせるあの人も味があった!

あ あの人とのティーマジック お茶目でよかったね!

Youさんのコメント

> あ あの人とのティーマジック お茶目でよかったね!

ですね。ですね。
あの白髪のおじさんの存在。
お互いの不正を紳士的に肯定してる感じが何とも♪

私のコメント

そうそう 不正を紳士的に肯定!
なんかイギリスの紀行とか読んでいても
そういうところ大いにあるなぁと思っていたのですよ。
杓子定規でなく大人っぽく自分の頭で判断して
容認するものは容認する でも規則は規則だから
容認したことをおおっぴらにしない。。って感じ。

紅茶のはなしの時のテレンス・スタンプの顔のかわいらしいこと!
イギリス人と紅茶の関係ってほんとによく映画に
出てくるしリストアップしたら楽しいかもしれない。。

mikaさんのコメント

「私家版」、会話の一つ一つがかっこよかったですよねぇ。
テレンス・スタンプの白髪の友人も、競馬にハマりそう
とかお茶目だったし、二人の「紳士的肯定」もとても良かった。
私、印刷工場で印刷された紙を見られてしまったときは、
ドキドキしましたよ〜。ああいう形に展開するとは、粋ですよね!

それに、人物配置も見事だったと思います。
批評家の女性が、ニコラ・ファブリを個人的に嫌っているとか、
チュニジアのロマンンス」を書いた作家の妹の存在とか。
ニコラ・ファブリの描き方も、元々がそういう男だから、
窮地に陥ったところで、誰もそれを疑わないし、味方もいない。
うーん、周到だなぁぁ!
テレンス・スタンプ、もっともっと観たいですね!

私のコメント

「私家版」、
伏線の配置の仕方も好きでした。
批評家がいうニコラの思い出話が、作用していって。。
またそれを利用するテレンスの巧妙なこと!

mikaちゃんの書いてくださった印刷してる紙をみられた
ドキドキ感わたしも味わいました。

共犯関係 ばかみたいにしつこく確認しないところが
またスマートですよね。(よく もっと説明的で
野暮な説明がでたりするものだから。。)

あと小説が売れてるという報告をするニコラの留守電話を
うけたあとのテレンスのひとことも 
皮肉なイギリス紳士って感じで おかしかった!

ニコラってヤな奴で テレンスに肩入れしてみられるけど
なんか ばか正直なところもあるんですよね−。
ちょうどテレンスと逆のタイプ っていうか
その場その場の人っていうか。。

昨日もwindさんとしゃべったり、
なんかゆっくり考えてると この映画って
「テレンスの手腕はどうよ!」っていうのではなくて、
一仕事終えた後のむなしさというか
それはだらだら描いてはいなかったけど そういう余韻が
結構大事な部分なんじゃないのかな。。とも思いました。