日本文学史 古代・中世篇 三

この巻は、枕草子だとか物語の発生〜源氏物語だとかだいぶ親しみやすく読みやすくなってきた。「現代の読者から見たらこの構成は・・」とかいうキーンさんの忌憚のない意見も救いになっていて、なんでもかんでもあがめまつるんじゃなくとっつきやすい形で歴史を俯瞰させてもらっている気持ちになる。