日本文学史 古代・中世篇 二

和歌のところは自分が和歌の理解ほんとに苦手なのでがんばって読む感じだったけれど、橋本治の「双調平家物語」で親しんでいた人たち(後白河法皇崇徳上皇など)が登場しはじめるとちょっとイメージしやすくなって読みやすくなった。
とはいっても和歌のところだってキーンさんのおっしゃってることはよくわかってそれぞれの歌集の特徴ははじめてつかめた。また、どんな作品の紹介も現代の読者に、魅力的にうつるかどうかということも意識して語っておられ親しみやすい。