きりこについて

「きりこはぶすな女の子ー人の言葉がわかる黒猫をひろった。」なんて帯に載っているのだけど、最初、その前提のところからして、いいきり型の口調に圧倒され、はいりこむのにちょっと時間がかかった。しかし、物語が本当にまわりはじめるときには、なんと斬新な切り口!とすっかり夢中になり楽しくのめりこむことができた。西加奈子さんの発想、いいな。

きりこについて

きりこについて