自分が最近みてきたフェリーニのもの*1よりはかなりシンプルなつくりですっと理解できた。「道」はだいぶ前にみたのだけどちょっとタッチが似ているような気がする・・人生の皮肉への視点というか・・勝手きままにやってきたはずの男の悲哀ぶりなど根がひとつな感じがする。ニーノ・ロータの音楽が表情があって明るいような哀しいような響きを奏でておりとても雄弁でまたよかった。フェリーニファンがすごくほめるジュリエッタ・マシーナ、無垢なるものの象徴としてすんなりとみているものの心にはいってくる。
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 1998/04/24
- メディア: VHS
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