2008-09-23 仏果を得ず 本 途中少しだけダレそうになった部分があったが、タイトルの「仏果を得ず」に至る話の流れは秀逸。文楽作品を身近に感じることができた。出てくる人についてこんな近しい思いをめぐらして、こういうアプローチで文楽というものをとらえたことがなかった。登場人物に寄り添うようにいのちを吹き込まれた文楽人形が描かれている表紙もすてき。仏果を得ず作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 108回この商品を含むブログ (152件) を見る