みるまで勝手に湿っぽさとか隠微さがあるのかな、と思っていたのだけど、ものすごくおもしろかった!
1974年の映画で、あの先月感激した「田園に死す」*1と同じ年に作られているのだけど、今さらわたしがとりあげるまでもないことかもしれないけれど70年代の空気を味わうのってとっても楽しい。自分もそれなりにものごころついていた時代だし。
藤田監督がロケ地に選ぶ場所もいいし、秋吉久美子のかわいいこと!夢中になってしまう。「バージンブルース」の方では髪のピンのとめ方までこだわったみたいだけど、どの衣装もほんとに今みていてもとってもナチュラルで魅力的で、いいですよー。両方の映画で中年男長門裕之との関わり合いがあるんだけど、長門さんがまたいい味で!なんかすごいいい俳優さんだな〜って思った。しかも「バージンブルース」の方で長門さんが演じてる男の年齢が今の自分と同じって言うのがたのしくて。野坂さんの唄がもう中年の哀愁にぴったりで、なんか笑える。後者ではぷらりと大好きな加藤嘉がでてきたり、前者ではものすごくかわいらしい山本コータローがでてきたり、もううれしいうれしい。。ほんと期待以上に楽しめる映画だった。
なんか、世の中の流れに乗ってるだけかしらないけれど、70年代ものおもしろい!もっと味わいたくなっている。
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