記録映画なのにすごくおもしろい撮り方!
顔がうつっていなくて下半身だけ写したり。。
おさえめな語り口がものすごくかっこいい!
市川監督らしいかっこいいカット割りもすごくよかった!
円谷選手のその後のことを知っているから、マラソン競技をみて、涙が出てしまった。
今みたいに自由なスタイルのオリンピックでなく、ほんと 敗戦後ここまできたんだぞっていう国威を賭けた行事だったんだろうし、決死の思いのオリンピックなんだな。
自由が好きな私でも、そういう姿にも胸があつくなるものがあった。
まさにそこから円谷選手の悲劇が生まれたのだけど。。
市川崑監督の視点は 一緒になってわぁわぁ国威を高揚させたりするものでなく、でもそれぞれの気持ちはくみとってドラマを撮っていてとってもすてきな作品だった。
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