「わんぱく王子の大蛇退治」*1で森康二さんという方の作画のかわいさにたいそう惹きつけられほかの作品もみてみたいと思っていたらこんなビデオがあった。
長編作品については画面ちょっとずつの紹介、短編は一本ちゃんと入っている。
特に好きだったのは
もぐらのモトロという作品
チェコアニメやせなけいこさんの絵を思い出すようなタッチ。
ビデオタイトルになっている「こねこのらくがき」は壁に書いたらくがきが動き出す楽しいはなし。大人に怒られ、いたずらを消さされるシーンなども、なんか昭和アニメ定番な感じで懐かしい。(「魔法使いサリー」の45話「ラクガキパレード」というお話を思い出す。こちら参照。)
「こねこのスタジオ」は、やはり「〜らくがき」に出ていたネコとネズミのストーリー。「モダンタイムス」的なオートメーション化の悲劇、「スターウォーズ」に出てきたクローンのこわさみたいな部分も。「リボンの騎士」の不気味な敵の描写とかも思い出す。「こねこのスタジオ」はそんな深刻なものでなく、割合シュールな感じにまとまっているのだけど。
森康二さんで検索したら、アニドウというサイトにまとめがあり、わたしの好きなアニメ「山ねずみロッキーチャック」や「くまの子ジャッキー」もこの方が作画監督と知り、腑に落ちる。
あと、「長靴をはいた猫」の主題曲。なつかしい。作詞は井上ひさしと山元護久氏の共同名義とか・・*2(こちらのブログで書いておられますが、「びっくりしたにゃ」っていうもの)