ジョギング渡り鳥

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新潟のシネ・ウインドという映画館に寄稿しておられる方とmixiで知り合いになり、発行している月刊誌をずっと購読している。新潟の方に行くことがあれば一度行ってみたいと思っていたが、ちょうどこの夏の旅行中行くチャンスがあり、おとずれてみた。そして、その時上映していたのがこの映画。
ジョギングをする人たちの暮らしと、それを映画で撮っている遭難した宇宙人。ほとんどの人にはその姿がみえないので、撮影のため寄り添う姿は守護天使のよう。はじめに、震災後、鳥はとびたったが、鳥人間は人間のそばに残ったというような話が出てくるのだけど、鳥人間っていうのは?宇宙人との仲立ちになった、地球では同情の対象になっていたあの人?・・わからない部分や、あえてチープな部分を残しつつも、妙に落ち着く大団円。鈴木卓爾監督流の「8 1/2」ともいえるような風合い。
ジョギングで、一歩一歩踏み出していくうち、嫌な事を忘れていく・・その感じはすごくわかる。