アントワーヌ、今回も我が道を行く、って感じ。遊び心のある映像に、ひとつ前のアントワーヌもの、「夜霧の恋人たち」*1も、地下の水道管みたいなところを通って手紙が着く場面とかかわいらしい感じのところがあったことを思い出す。トリュフォーって画面にキュートさがあるんだな。私が一番気に入ったのは花束にはさまれたヤバい手紙のくだり。
家庭がぎくしゃくしているとき、部屋にかかっている絵をもっていけという奥さんに対し「これは君のものだから」というシーンは「柔らかい肌」*2でも出てきたなあ。反復の好きな監督なのかな。。
かわいい子供が生まれたにも関わらず、なんかいろいろあるんだけど町の人ぐるみで話がすすんでいく感じは好感もてる。町の風景もとてもきれい。
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