藤田香織さんのサイト

藤田香織さんのことは「だらしな日記」という「体脂肪率41%の書評家の日々」を綴った本があるというということで、体脂肪の方に気をとられて読み始めたのだけど、日記に登場する本の話がおもしろくて的確なことにひきつけられた。

だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察する

だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察する

「だらしな日記」はもともとは幻冬舎のサイトに連載されていて、2冊も本が出版されているのですが、(「だらしな日記」「やっぱりだらしな日記+だらしなマンション購入記」幻冬舎)図書館で読んだのですが、ブックガイドにもなるし、手元においておいた方がいいかなあと思ったりしている。

藤田さんは「だらしな村」というサイトも持っておられるのですが、こっちの日誌は今わたしの環境では読めない。。以前にはプレゼント企画とかおもしろいプランもあり、実はわたしもあたったことあり!

●最初に載せていた「つながる読書空間」という場所が閉鎖されるため転載。「つながる読書空間」の方で、藤田さんもおすすめということでpindotさんに教えて頂いていたのが夏石鈴子さんの「愛情日誌」。

愛情日誌 (角川文庫)

愛情日誌 (角川文庫)

pindotさんは夏石鈴子がお好きだけれど、最初に読む人にはおすすめしないとのこと。(「催花雨」がちょっととのこと)

へんなどうつぶ

「どうぶつ」じゃなくて「どうつぶ」の話。
このタイトルからしてすてき!
ワンダ・ガーグは、民話的で素朴なような絵に、はっと刺激のあるストーリーをまぜてくる。。

絵も訳文も楽しめて、何度もそらんじたくなるよいリズム!

へんなどうつぶ

へんなどうつぶ

この記事を「つながる読書空間」という場所に載せたとき、関連図書「民話調?の絵本」つながりとして文兎さんという方に紹介してもらったのがこちらの本。

The Stinky Cheese Man and Other Fairly Stupid Tales

The Stinky Cheese Man and Other Fairly Stupid Tales

「3匹のコブタ」に続くポストモダン昔話新解釈シリーズとのこと。

正チャンの冒険


7/23の「ふみの日」に出される切手は毎年デザインがすごく素敵で楽しみにしているのだけど、2004年のはまた特にすてき!
調べてみたら「正チャンの冒険」という大正12年に「アサヒグラフ」に連載が開始された、我が国初の吹き出し付きコママンガからつくられているらしい。正チャンの名前はきいていたのですが、切手になったデザインのなんともいえないかわいさ!

和製タンタンみたいないい味の主人公。さらにそれに不思議の要素を加えた楽しげな脇をかためる動物キャラクター。作者の樺島勝一さんのこと、いろいろ知りたくなった。

*2005年のふみの日も「正チャン」シリーズ。正チャンがお城にとらわれたお姫様を助ける冒険の物語「三ツノシロ」からイメージしているようですね。またまたとってもキュート!