デリカテッセン

「アメリ」*1と通じる凝った映像やいろんな個性の描き方のおもしろさを感じる。
アメリのストーカーっぽい人のやってる役がまたアメリと全然違っていてよかったし、音楽とかテンポとかがすごく重要な要素だと思うのだけど、なんかいい。

好きなシーン

• リズム遊びっぽいシーン。（ベッドのきしみにあわせて、アパート中の人がいろんな作業をする、なんかメトロームっぽい感じのところ。）
• 元ピエロの人が作るしゃぼん玉
• めがねの女の人といっしょに女の人は楽器、あのピエロの人はのこぎりみたいなものをならすシーン（テルミンってこういう音？）

お気に入りの映画になった。

デリカテッセン ＜デジタルニューマスター版＞ [DVD]

mikaさんのコメント（2002 4/15）

思い出しましたよ！＞「デリカテッセン」のリズム
でもやっぱりホトンド忘れてしまっているようです。
特に印象に残っているのは「カエル部屋」？？

のこぎりの楽器の音色、テルミンにそっくりです。
この楽器、ゴンチチのチチ松村さんが、日本の第一人者の人に師事していて、ライブで聴かせてくれたことがありましたよ。
何でもやるなー＞チチさん

*1:http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20011221/1402356407

You Are The Top

三谷幸喜作、演出の「You　Are　The　Top」観劇。この舞台は鹿賀丈史さんと市村正親さんがライバルを演じるはずだったのだけど、東京公演の初日のぎりぎり前に鹿賀さんのご病気による突然の降板ということがあって急遽キャストが変更になり、切符を買っていたわたしもやや心配な気持ちで劇場に赴く。自分の中で鹿賀さんの不在を強く感じてしまったり、なんかくらべて残念な思いとかをしたらいやだなぁと。代役をつとめられた浅野さんのことは全く知らなかったのですが、夢の遊民社ご出身で、パンフに｢さりげない存在感が心に残る俳優｣さんと書かれているとおり、鹿賀さんとは全く違う感じの方。
実際にみて、このストーリーなら浅野さんでぴったりだったなと思ったのだけど、一緒に行った人がいうには、配役がかわったために大幅に変更もあったとか。。。うーんなるほど。。代役の浅野さんが大変ということはわかっていましたが、自分が認識していなかったいろいろな努力が隠されていたのだなぁと改めて感心。お客さんもみな、どこか心配しながら見に来ていた感じもあり　最後のカーテンコールでは｢本当によくやった！｣というみなの気持ちが拍手やスタンディングにすごく感じられる、観客席と舞台が本当に一体化したようないい雰囲気に包まれ感激。ああいうオーラを感じたのは久しぶり。市村さんのお茶目さもすごくチャーミングだったし、戸田さんの声もすばらしかった！わたしの生涯でも一、二を争う心に残る舞台になるだろうなという予感がある。

You Are The Top ?今宵の君? [DVD]