2014-02-13から1日間の記事一覧

町でうわさの天狗の子 12

完結。ちょっとエヴァンゲリオンみたいな感じも。高校生のつきあいの、ほんとはちょっと距離があるけれどそこはお互い目をつぶって親しそうにしたり・・みたいな感じもよく出ている気がする。町でうわさの天狗の子 12 (フラワーコミックスアルファ)作者: 岩…

かくかくしかじか 3

東村さん入魂のビルディングスロマン。基本今までの作品のように読者を気持ちよく笑わせながら伝えるものを伝えるという感じだけど、それを描く原動力となった痛みの色彩がアクセントとなって強くこちらに訴えかける。 また東村さんの作品でいつも感じるのだ…

ちはやふる 23

このコミックのいいところは、美男美女の悩みがちゃんとわかるように描いてあるところ。冷笑的な言葉で若者を凍えさせてしまう罪を描いているところ。ちはやふる(23) (BE LOVE KC)作者: 末次由紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/13メディア: コミッ…

猫が背筋を伸ばすとき

杉作さんのハードボイルドな愛情。路地の小さきものへの視点がすごく細やかで、北野武の魂と似たものを感じる。猫が背筋を伸ばすとき作者: 杉作出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/01/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る

狐の呉れた赤ん坊

バンツマさん演じる大井川の川越人足、寅を囲むまわりの人間、質屋さんだとか飲み屋さんだとか、仲間だとかがそれぞれ持ち味、見せ場があって良い群像劇だった。 寅のあだ名から話の合間合間に写る張り子の寅と御銚子、お相撲さんの人形などがまさにこの映画…