巨人傳

伊丹万作の最後の監督作品となった「レ・ミゼラブル」の翻案もの。
西南戦争までからませてあるお話の壮大さ、年代がぽんと飛ぶあたりちょっと混乱したのだけど、こちらの方の感想を読み、なるほど幕の内弁当的に楽しめばいいのかと得心がいった。幼いコゼットとジャン・バルジャンのやりとりなど、細やかで楽しい。
大河内伝次郎の二役、気がついていなかった。うまいし魅力あった。