ミーティング・ビーナス

バックステージものって、白鳥が水面でバタバタ足を動かしているような、裏の苦労っぷりがドラマとして楽しく大好きな分野。この映画では、そこに民族や国家、主義の違う人が集められるヨーロッパのオーケストラ有り様が反映されさらに問題が複雑化しており、こんな状態でよくオペラが上演できたなぁ・・という感じだったけれど、実際ある程度こういうものかもしれない・・タイトルの意味は、美の女神ビーナスとの出会いというか、すばらしい創造物の前に人は・・ということかな〜。指揮者の恋ということはそのきっかけというか。。
ステージで演じられているタンホイザーをちゃんと知っている人の方がきっともっと深く理解できるのだろうな〜。