タランティーノが時代物をこんなに整ったカタチで(って、「キル・ビル」は日本が舞台だからどうしてもアラが目立って、これはナチス時代なんで自分が知らないからアラも何もわからないだけかもしれないけれど、全体の雰囲気はとっても整っていた。)そしてタランティーノのテイストは保ったままバージョンアップさせて完成させている!っていうのがすごくうれしく楽しい映画。
敵の描写もちゃんとしっかりしていいて力のかけひきがおもしろく、敵味方双方の弱点の描き方も愉快だし、画面も美しく(時にエグく)ほんとによくできていて楽しめる。タランティーノは復讐もの好きなんだなぁ・・たしかに復讐って人を動かす情念のエネルギーすごいものな。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2010/05/12
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