ここに幸あり

オタール・イオセリアーニ監督の映画、以前ほかのをみたことがあるのだけど、流れるように自然に描写されるいろいろな人の暮らしが、あまりにさりげなく、その時は体調が悪かったものでちょっと眠くなったり、ストーリーを見失ってしまったりしていたのだけど、今回はクリアな頭でみることができ、ちゃんとついていけ、その上で、やはり、前回感じた、まるでその町に住んでいろいろな人の人生を見守るかのように人々を描いていくナチュラルさが売りの映画世界を作る人だなと実感した。べたべたでないあたたかみと、世界の融合、品のいいユーモア。みていていい時間が過ごせるが、こっちがシャキッとみてないとぼやっとしているうちに終わってしまいそうな一面も。主人公のお母さん役、声も体もいかついな・・青島幸男意地悪ばあさん?と思っていたらやはりミシェル・ピコリだったそうで・・

ここに幸あり [DVD]

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