植木等さんの最後の映画出演となったカットがこの映画に出てくるときいて、はじめなぜ植木さんが?と思っていたのだけど、この作品をみてよくわかった。最初の方の話の展開は植木さんのサラリーマンものを現代に移植した感じ。アップテンポな和製ミュージカルなテイストがありとても楽しい。阿部サダオさんの衣装もすごくそれっぽいのがあった。しかし、調子のよい感じの中に花街の神髄にちゃんと触れて作られている感じでとても好感を持った。どの俳優さんも演技に徹していてコントっぽい感じにはならず気持ちがいい。金沢ロケもあったときいているが、京都の風景だなと思えるものも確かにあった。
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
- 発売日: 2007/12/12
- メディア: DVD
- 購入: 9人 クリック: 86回
- この商品を含むブログ (258件) を見る