ロードショーの時のチラシで、現代に生きるいろいろな女の人の悩みがいろいろ描かれ共感できるような映画かしら。。と推測し、DVDを借りてみた。原題の「Nine Lives」という意味合いをもっと生かした邦題にした方がいいのではないかな。。ちょうど最後の話がうまく包み込むと思うから。結構エキセントリックな女の人が多くてしんどい感じもちょいあったんだけど、断片からその人の置かれている状況をうまく描き切る監督の腕はたいしたものだと思う。グレン・クローズとダコタ・ファニングが演じた最後の物語が一番心に沁みた。ダコタ・ファニング、今まで技巧的すぎて鼻につくところがある。。と思っていたが、今回はすっかりその演技のうまさにはまった。ホリー・ハンターの演じた回もよかったな。。みるたび違う顔。しなやかなのもかたくななのもできる女優さんだ。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/02/23
- メディア: DVD
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