公開時確か冬休みだったもんで小学高学年の息子と行こうか迷っていて結局いけずじまいだった作品。昔の「ガロ」の系列のコミックなんで、毒は最初から発揮されていて、いわゆる良識的なおはなしでは決してないけれどなかなか爽快だった。咀嚼力のあるこどもなら鑑賞OKって感じ。
浅野忠信とか、トラックのデザインとか、原作は読んでないけれどイラストくらいはみたことのある
花くまゆうさくさんの世界からそのままでてきたみたいな、とぼけてるけれど油断ならない、みたいな感じが漂っていた。ストーリーも明るさと悲惨さをかけあわせたような感じがなかなかいい。ひたむきさと滑稽さがないまぜになったあの感じとても好みだった。