坊っちゃん*1がおもしろかったので山本嘉次郎監督の別の映画もみてみようと思い、調べていたらこの「馬」が定評あるみたいだったので借りてみた。
舞台は岩手山麓(と、ビデオジャケットには書いてあるが、ロケは山形県最上町だったらしい)。岩手に行った時、「おしらさま」など、馬と人(娘)との密接なつながりを感じさせる民話が紹介されているのをみたけれど、それを思い出すような強い絆。東北の四季がちゃんと撮影され、もし今、同じような題材でつくったらもっとあざとく盛り上げるだろうと思うのだけど、ごくナチュラルに、現実は現実・・という感じで生活をリアルに撮っていく感じがよかった。弟さんの縄細工が東京の民藝館で評価されるシーンなども民藝好きとして興味深かった。はじめ入り込むまで言葉がききとりにくかったのが難かな・・

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