便利箱

以前の掲示板で話題になっていたことを探していたら、2001年に亡き友人mikaさんが書いてくれていた言葉が目に飛び込んでくる。タイトルは「便利箱」。

2001年 5月16日 mikaさんの書き込み

高橋幸広の「前兆」というアルバムに入っている
「エイプリルフール」という曲が大好きなのですが、これはカバー曲。
きれいなコーラスで歌われているオリジナル曲が誰なのか、
ずーっと長いこと気になりながら何年もほっておいたんです。
が、昨夜急に気になりだして、
ネットでいろいろな角度から検索すること数時間、
オリジナルは、何とあのバート・バカラック
(オースティンにも登場していた)、
カトリーヌ・ドヌーブジャック・レモンの映画に使われた曲で、
コーラスバージョンの他に
ディオンヌ・ワーウィックが歌うバージョンがあることが分かり、
さっそくその両方をオンライン通販で購入するところまでこぎつけました。
知っている人に聞けば一発なんだろうけど、
なかなかそううまくはいかないから、
ネットやってなかったら一生分からなかったかも?

mikaさんが亡くなられたのは2004年8月。ナンシー関さん(2002/6/12)や中島らもさん(2004・7・26)の訃報に一緒に衝撃を受けてからそう時間が経たないうちのことだった。

今年は高橋幸宏さんも亡くなられ、エイプリルフールを意味する「四月の魚」*1を観たりしたな。バート・バカラックも亡くなられ、2001年にmikaさんが書き込みをしてくれた時点よりはバカラックのことももう少し知るようになった。いろいろな折々、mikaさんが生きていたらこの話できるのに・・と思う。せっかく出て来た言葉をこちらに再掲。言及されているのは「幸せはパリで」という映画のよう。

mikaさんがお好きで、カセットも作ってくださった「ロシュフォールの恋人たち*2も亡くなられてから観て、楽しんだんだよな・・最近大人計画宮藤官九郎氏と伊勢志摩さんの映画話のポッドキャストをすごく楽しく聴いているのだけど(しゃべり方も内容もイイ!)フランス映画特集の時に「ロシュフォール~」も出てきた。そして、私の好きなダルデンヌ兄弟の話も。(「ベルギーだった~ま、フランスの資本もはいっている」と焦られながら・・)mikaさんが書き込みしてくれてから20年以上経っているのに自分の中では平成以降ついこの間で・・1926年生まれの父にきいたら戦後がずっと「最近」感覚らしかった。昔誰かがいってくれた言葉、拾えるものは拾って残していこう。

(↓宮藤さん伊勢さんのフランス映画の話は2022/5/27の「特集11: フランス映画祭」の回)