スティーヴィー・ワンダーの「Don't you worry about a thing」が
ラジオで別バージョンでかかっていて、調べたらこの映画で使われてることを知り、観てみる。
自分の固定観念のアメリカ映画そのままのイメージの作品。ジプシー・キングスとかクィーンとか自分世代的な音楽が多く、その切り貼りは楽しめた。老女優のナナの姿は「サンセット大通り」*1も連想させるし、未見の「女優ナナ」も観たくなる。音楽院出身の気位の高い、トッポ・ジージョのようなネズミのスタンダードジャズの演奏はどれも好ましかった。彼にまつわるシーン、アイルランドの音楽映画「ヒア・マイ・ソング」*2を思わすものが。お待ちかねの「You don't worry about a thing」はクライマックスシーンに。