汚名

 

あらすじを読んだ時は「ナチスの残党もの」「スパイ」。。と、なんだかとっつきにくいのでは?。。と尻込みしかけたが、ヒッチコックだしふや町映画タウンのおすすめにも選出されてるし退屈はしないはずと観てみて正解。冒頭のバーグマンとケイリー・グラントの出会いのあたりは、美男美女同士ではいはい、という感じだったが、バーグマンの潜入先のドイツ風のこわい姑登場あたりから俄然面白くなる。やはり敵役の力って大事。謎とサスペンス、まるで将棋のような手の探り合い。クールビューティーが苦手な私でもこのバーグマンは好きだし、かなり肩を持った。あっという間の終演。手さばき良し。

余談だけどヒッチコックは車に同乗させられてハラハラさせられる状況好きだなあ。