「オズの魔法使い」主演のジュディ・ガーランドがハリウッドによって薬物漬けにされていたという部分はきいていたので、「サンセット大通り」*1を観るかのようなこわいものみたさみたいな部分も持ち合わせつつそのことにうしろめたさを感じながらの鑑賞。
途中はひりひりするし、これじゃあかん・・という気持ちにもなるが、イヤなまとめ方でなくて安堵。(ジュディの周りの人の心中など察して細かいことは気になったが・・)
晩年(といっても40代後半)のジュディ・ガーランドを演じているのが、レネー・ゼルウィガーと知り驚く。いつまでも「ブリジット・ジョーンズの日記」の気持ちでいたら、シャーリー・マクレインみたいな風格。しかも吹き替えなしで歌っていたとか!
人は何かを得てしまうとそれが枷になるのだなという気持ちにも。
LGBTQへのジュディの理解はよくきくが、それが脚本に生かされている。