「西部魂」*1で気になったランドルフ・スコットの出演作品で、ふや町映画タウンのおすすめにも入っていたので観てみた。
アステアがはじめて水兵役に挑戦し、人気歌手ハリエット・ヒリヤードを起用するなど、一連の作品からの脱皮をはかったが、けっきょく最大の人気を博したのは燕尾服姿のアステアとロジャースが踊るラストの「レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス」であった。
と書かれているが、確かに水兵姿より燕尾服姿のアステアの方がいい。アステアもランドルフ・スコットもえらく若く見えるが、1936年のこの作品、1899年生まれのアステアは37歳、1898年生まれのランドルフ・スコットは38歳のよう・・みた感じはとても若々しい・・アステアが映画に出始めたのが1933年で、1939年まで続くジンジャー・ロジャースとのコンビの全盛期の仕事のようだ。
ランドルフ・スコットはアステアのハンサムな同僚だが、女関係にだらしない引き立て役だった。
船のロマンと踊ることの楽しさ、恋の行き違いを描いた軽いお話。
ハリウッド映画で犬が使われるのをよくみる*2がこちらでは子ザル。この子ザルは良きアクセントになっていた。