藤十郎の恋

 

movies.yahoo.co.jp

 

先日、文楽初春公演*1のイヤホンガイドで「傾城反魂香」は話術が得意な初代坂田藤十郎にしゃべることが不得手な役をさせる妙味という話がでてきて、坂田藤十郎のお話をみてみようという気になった。

江戸からの芝居に押され気味になって近松に頼んだ芝居が、「夫ある女を想って」というもので、その心情をわかりたい一心で・・という話だけど、ちらっと頭に「夫ある女を想って」って、溝口監督の「近松物語」のこと思い出すなあなどと思っていたら、いつも信頼して拝見しているyahoo movieの bakenekoさんのレビューに、取り扱われている演目は同じ「大経師昔暦」というものとあった。

藤十郎の恋」というのはかなり皮肉なタイトルのつけかた。

途中はさまれる京都の風景などが作品に奥行きを感じさせる。


f:id:ponyman:20200128110304j:image

こちらは自分の地元の花売りさん、白川女?それとも、大原女?どちらかなと思ったシーンだけど、「くろきどうどす」というセリフがあり、薪や柴、黒木は、大原女が売っておられたよう・・

kotobank.jp

撮影は日本映画傑作全集のビデオにはさまれた解説によると、三浦光雄さんという日本映画史上屈指の名カメラマンとのこと。

千寿さんという女形を演じられた中村右衛門という方が、中村七之助みたいで素敵!となったけれど、調べても他の作品にはあまり出ておられないよう・・