クライ・ベイビー

 

 少し前に観た「タンク・ガール」*1がなかなか破壊力、ユーモアともに愛すべき感じで素晴らしかったので、その監督レイチェル・タラレーがプロデュースしたこの作品もみてみた。ジョン・ウォーターズ監督作品、すごく久しぶりにみたが、50年代songsに乗って踊りまくり、歌いまくり、反骨精神出しまくりでおもしろかったー。いやったらしいブルジョア表現とかも面白い。プレスリー風の甘い歌に乗ってジョニー・デップがパフォーマンスとか、なかなか楽しい。「テロリズムの夜」*2のモデル、パトリシア・ハーストが緑のおばさん役で出てくるのだが、「若者よ前に進むときは、左をよくみて、右をよくみて」みたいなセリフをいう当てこすりがおかしい。なかなか楽しい映画だった。