- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/03/22
- メディア: コミック
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この春はこの作品のドラマで毎週幸せな気持ちを味わっていた。人と人が一緒に暮らすとき、それぞれが神経質になるところ、無神経でいられるところの差違があり、そこからの違和感、いたたまれさなどへの共感。そして納得がいってほっとする結末。
原作よりシンプルにわかりやすく作ってあったと思う。
原作は、周辺人物だけどストーカーの対処(よしなが流の大人な解釈だった)、筧さんの両親の老後のビジョンなどもっと複雑だ。
人生は次から次へと問題を解説していかなければならないことだらけだけど、どうかすると日々料理を作るのも義務感だけになって、あとから考えたら間違いなくかけがえのないひとときを過ごせている、そのことを念頭におきたいなあという気分になる。
今度試そうと思ったものー明太ひじき。(ひじきとニンジンと明太子で。)
