毎日がアルツハイマー  ザ・ファイナル

 

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監督の関口祐加さんが朝日新聞に載せておられた介護に関する意見*1が愉快で、この映画もみてみたいなと思っていた。

オフィシャルサイトに、アン・リー監督にコメディのセンスを評価されたとのことが載っていたが、ユーモアベースがこの映画の魅力。大好きな父親三部作をつくられたアン・リー監督、その後違う方向の映画を撮っておられるように思っていたが、関口さんの作品をみてコメントされたりしているんだなあ。そこも嬉しい。

介護する娘さん(この映画では監督本人)が、もちろんちゃんとお母さんの面倒をみておられるのだけど、我慢ばかりして自分を出さないのでなく、本音でカメラに向き合っている感じが「徘徊 ママリン 87歳の夏」とも相通じる。

この回では関口さん自身が手術で入院しなければいけなくなり、自分はどういう最期を迎えたいかという話になっている。どういう最期というのは、選びきれるものでもないけれど、ある程度の選択肢はあってその選択ができる間していくのもまさに「生き方」の選択でもあるなあと感じる。

 
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