銀の匙 14

 

銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)

 

大量生産大量消費の高度成長期に育って、そのツケを実感しつつある按配の自分だが、今ほんとに自分のものは自分でつくることの尊さを感じている。もともとはそうだっただろう!という感じで。つくれるものを買うなんてばかばかしいという途中に出てくる農家の人のセリフがかっこいい。

肉の味についても出てくるが、確かに信頼おける生産者の肉はほんとに味が濃くて美味しいことを実感している。

のように、初老期の人間にもいろいろ考えさせてくれるのだけど、主人公たちはまだまだ手探りの高校三年生。主人公たちの失敗や成長とともに気楽に楽しみながら農業を身近に感じられる作品だ。