- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2018/09/07
- メディア: 単行本
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身近に広い意味でのその世界の人がいるもので、聞いている通りだと楽しむことができた。
高校生くらいの時から自分は植物のあれこれ考えずにとりあえず生きている姿に惹かれていたもので何かその気持ちにもつながるようなことが書かれていて頷きながら読んだ。
しおんさんの作品では世の中に生きているそれぞれくせのある人間の個性を愛する姿勢をいつも感じる。この本もしおんさんの描く世界に沿っていく安心感をおぼえ、疲れていてもこの世界に帰っていくことでゆっくりした気分を味わえる本だった。