エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷

宮沢章夫さんのカルチャー論を録画していたものをみていたら、「書を捨てよ、町に出よう」から糸井重里の「本読む馬鹿が、私は好きよ」へ移行する、肉体中心から頭脳への時代の流れという中で、チャップリンなどが源流のからだの動きによる笑いとは違うタモリいとうせいこうのコンセプチュアルな笑いという話があったのだけど、この映画はまさに体を使った笑いの最たるもの。エンタツの体の動きの軽妙さに終始なごまされる。
エンタツの女房役を演じたのは霧立のぼるさん。名前だけはきいていたけれど可憐なひと。
高勢実乗氏、泥棒役で登場。よい味だ。楽しめた。いつもよく拝見している立派なひげはなかった感じ。