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「太陽」 はKBS京都という京都のローカル放送局で放映していて、最初はきついシーンに尻込みしそうになったが、入江監督だからとひき続きみていたら、ぐっと引き込まれ、SFのていだからこそ、入り込みやすい形で今の日本の問題やそれへの様々なアプローチの功罪をうまく描いていて、感銘を受けた。KBSでは短縮されていたので、どうしても完全版をみたくなり、アマゾンプライムで完全版を見直した。
二度みたからこそはじめの方のシーンがくっきりとこちらに効いてきたりさらにたのしめたし、役者も編集もうまいから続けざまに二回みてもだるくなることが全くなかった。
中心になっている神木隆之介も門脇麦も瞬発力がすばらしい。門脇麦は「止められるか、俺たちを」でずいぶん期待されている女優さんとはじめて知ったけど、実力のほどをさらに認識した。
神木くんの叔父役、村上淳もわたしの持っていたイメージを越えていたなあ。
演劇的だなと思ってみていたが、もとは演劇だったようだ。この作品から突きつけられたいまの日本の現実への対処の仕方、非常に示唆に富んでいた。
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