人生はビギナーズ

母親の死後、父親がゲイをカミングアウトして・・というあらすじはきいていたが、とにかく父親役クリストファー・プラマーの美しい老年姿に惹きつけられる。元美術史家の男性らしくとてもセンスの良い佇まいと暮らし。
また個性的な両親に育てられ、何事も慎重になってしまう息子役のユアン・マクレガーの屈託がわかってわかって、とても近しい感じのする映画だった。イラストレーターとして彼が描く作品のセンスも好きだし、sadな人類の歴史を綴ったりしているところも共感。