ちょうど満映のドキュメンタリー番組*1をみた直後、ふや町映画タウンに満鉄記録映画集があることを知る。(こちら)
第8集に収録されていたのは「娘々廟會」(1940)と「満洲大豆」(1938)。監修は財団法人満鐵会。
戦中からの「日本ニュース」をまとめたDVD「激動の記録」*2をみたときも感じたことだが、制限を受けたラインで作られたものであることは確かだけど、間違いなくカメラに映っているものは満州のある一コマであり、ドラマとは違う力がある。
「娘々廟會」は満州の農民のお祭りのなかでも最も古く規模の大きい大石橋迷鎮山のお祭りのにぎわいと、そこに集う人々の表情をとらえたもの。芥川光蔵代表作の一つ。(ビデオジャケットから)
奉納舞踊として京劇のようなシーンや、中国映画でお祭りの風景にでてくるような映像が出てきてまたものすごいにぎわい。本物の迫力。
★「満映〜国策映画の諸相」という本があるらしい。発行しているパンドラの書籍紹介ページはこちら。レビューこちら。
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- 発売日: 2015/08/05
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