twitterで近衛十四郎さんの「十兵衛暗殺剣」*1をすすめてくれた方によかったと感想を伝えたら、こちらもすすめてもらい・・確かに、近衛さんの映画だ。近衛さんは敵役であるにもかかわらず。味方の侍との意思の疎通もうまくいかず、たった一人で十七人の伊賀忍者と戦う根来の忍び。定石通りの高笑いもさらに自分を追い込む感じがいい。伊賀のように幕府に召し抱えられているわけではない哀しさが戦略上もにじみ出る。
撮影は「十兵衛暗殺剣」でも特別のものを感じたわし尾元也氏。今回はストイックな画面づくりのように感じた。石壁をのぼっていく情景など心に残っている。*2
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2000/01/21
- メディア: VHS
- この商品を含むブログを見る