激動の昭和史 軍閥

「日本のいちばん長い日」、「激動の昭和史 沖縄決戦」*1東宝の8.15シリーズをみてきて描き方に好感を持ち、この作品も借りてみた。(まんだらけのサイトに8.15シリーズの紹介あり。)
2.26事件からの軍部台頭、太平洋戦争が起きるに至る政府関係者の言動を映画化したものだけど(ほぼ史実に基づき、一部想像で膨らませてあるとのこと)なにか決定的なことが決められない、責任者不在な感じのまま、米英との戦争、ましてや長期化なんて無理という気持ちも多々あったのに、どんどん流れで戦争の方向に行ってしまう、その様子を辛い気持ちで見続けることと相成った。なんとも切ないし、歴史の教訓を生かせる現代であってほしいと強く思う。
実際、東條英機の名前くらいしか、この辺の歴史を知らなかったもので、まだまだ精査が必要なんだが、かなり流れや主要人物をつかむことができた。
小林桂樹氏は、私の中ではおろおろしているお父さんのイメージなのに、東條英機を演じ切っておられた。そういえばドラマ「それぞれの秋」でも険悪な雰囲気の時思いっきりコワかったものな・・

激動の昭和史 軍閥 [VHS]

激動の昭和史 軍閥 [VHS]