「七人の侍」*1再見で宮口精二が気になり、すすめてもらった映画。渋く張込みを続ける刑事。世間と折り合っていく風情が板についている昭和の大人。ストイックで、小児病的な悩みとかとは無縁な感じでよかった。
旅館の人との付き合い方の、今よりはかなり密なんだけど、つかず離れず感もいい。ちょっとした誤解→その詫びをいれる旅館側の浦辺粂子の愛嬌のある大人の空気。
大木実演じる若い刑事と宮口精二の二人のペアの、べたべたしてない距離感、また田村高広のよわよわしげな品の良さも好ましかった。
- 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
- 発売日: 1992/02/21
- メディア: VHS
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る